シャンプーと抜毛の因果関係
シャンプーの重要性
シャンプーといえば洗髪のために使用するものです。清潔意識が強い日本人にとってはほぼ毎日使用する重要なアイテムと言えるでしょう。
それだけに、頭皮に与える影響も大きくなります。シャンプーは当然、頭皮や毛穴の汚れを落すために使用するものですが、実際にはより広く、頭皮の健康状態の維持にも影響をもたらすことになります。にも関わらず、その点に関しする意識があまりにも低いという現実があります。
そのため、シャンプーが原因で抜け毛や薄毛に悩まされる、というケースも少なくないのです。
一般的な認識では、頭皮や毛穴に汚れがたまることが抜け毛・薄毛の最大の原因と言われています。もちろん、毛穴に溜まった汚れや皮脂、あるいは古くなった角質などは育毛を阻害し、頭皮の血行を悪化させることで抜毛をもたらします。しかし、よほど不潔な環境でもないかぎり、頭皮の汚れが直接抜け毛の原因となることは稀です。逆に、「洗いすぎ」が抜け毛の原因になってしまうことの方が多いとさえ言われています。
抜毛の原因
シャンプーがもたらす抜け毛の原因にはいくつかの要素が考えられます。まず洗いすぎによる頭皮のダメージ。毛穴を詰まらせ、抜け毛の原因となるため、悪役扱いされることも多い皮脂ですが、実際には頭皮の水分を保つ、バリア機能を維持する役割を持っています。
そんな「必要な」皮脂までも除去してしまうことで、頭皮を傷め、血行不良などを起こしてしまうのです。
より深刻なシャンプーによる抜け毛として「接触性皮膚炎」もあります。これはかぶれの一種で、純粋な刺激によるものと、アレルギー物質との接触によって起こるものの2種類があります。頭皮に発症する接触性皮膚炎のほとんどがシャンプーが原因によるものと言われています。中でも洗浄力を重視するあまり、刺激の強すぎるシャンプーを使用してしまうことによって生じるケースが多くなっています。
ほかにはすすぎが不十分でシャンプーの成分が毛穴に残ってしまうというケースもあります。シャンプーの成分は毛穴を詰まらせ、雑菌を繁殖させるなど、抜け毛をもたらす要因になることもあります。
シャンプー選び
そのためシャンプー選びが重要になります。
抜け毛をはじめとする頭皮のトラブルはシャンプーを変えただけであっという間に解消するケースも少なくありません。世間では洗浄力ばかりをセールスポイントにしている製品が多いですから、そういった情報に踊らされず、自分の頭皮の質に合ったものを選ぶことが重要です。
また、頭皮のトラブルの場合、他の皮膚と異なり、毛髪があるために薬を塗布することができません。
そのため、トラブルの対処はもっぱらシャンプーのみで行うことになります。それだけに、シャンプー選びは非常に重要になります。
最近では頭皮に優しいものや、育毛成分などを配合した薬用シャンプーなども登場しています。「インディアン伝承シャンプー」や「ウーマシャンプー」のように、すでに高い評価を得ているシャンプーも登場しています。
シャンプーしだいで抜け毛が増えたり、逆に改善したりします。従来のとにかく洗浄力を求めるシャンプーへの考えを改め、毛髪が生えてきやすいような健康な頭皮をもたらすことができる製品を選ぶようにしたいものです。